「Apple Watch」や「Garmin」など、あなたの周りにもスマートウォッチを身につけている人は増えて来ているのではないだろうか。日常の中での時刻確認をはじめ、心拍数の測定や決済システムなど、端末によっては機能が非常に豊かな機器がある。
便利な機能を備えたスマートウォッチは、男女問わず人気である。
近年では小学生にスマートフォンを持たせる親も多いが、スマートフォンの代わりにスマートウォッチをつけさせる親も多い。それに伴い、子供用スマートウォッチも数多く販売されているのだ。
今後は”小学生用のスマートウォッチ”が、さらに普及していくだろう。
目次
小学生用スマートウォッチの需要は高まっている
小学生になると、友達も増えて活動範囲が一気に広がる。そのため小学校入学などを機に、お子さんとの連絡手段について悩む親御さんも多いだろう。
スマートフォンを持たせるべきか、持たせないべきか。
スマートフォンはまだ早いと考える意見もあることだろう。とはいえ普段仕事などで子供との連絡が取れない場合は心配だ。
そのようなご家庭は、すぐに連絡を取りやすいスマートウォッチが便利ではないだろうか。スマートフォンに比べて、ゲーム機器のような依存性も減少できる。
【解決したい課題】
依存症・中毒のない社会を実現する
スマートウォッチを着用させてあげることで、依存症・中毒のない社会を実現できるのではないだろうか。このことについて、もっと深掘りして解説していこうと思う。
【そう思ったきっかけは?】
依存症にはアルコール依存・薬物依存やネット依存など様々なものがある。
特に、2019年にはゲーム依存が依存症となったことで、LINEツムツムやオンラインゲームをしていた私にとっては、より身近に感じられるようになった。
また厚労省研究班によれば中高生のネット依存者は2017年には93万人も推定されるとの報告もあるようだ。
(厚生労働省 ゲーム依存症対策会議 (独)国立病院機構久里浜医療センター資料より)
【何がそうさせているのか?】
だがインターネットやSNSは生活に必須なものとなっている。
趣味や推し活には欠かせず、制限するというのも難しいだろう。
また下記のようなデータもある。
スマホをまだ持たない世代の小学生のインターネット接続端末は、ゲーム機が34%で一番高いというデータだ。
(公益財団法人 兵庫県青少年本部 令和元年度 「ケータイ・スマホアンケート」及び 「インターネット夢中度調査」結果より)
こちらは調査対象は兵庫県に限定されるが、小学生のインターネット利用はゲームが多く、ゲーム端末からアクセスしているというものだ。
中高生がスマホからネットやゲームを利用するのと同じように、スマホをまだ持たない小学生もゲーム端末からインターネットにアクセスしていることがわかる。
【既存サービス、取り組みについて】
https://app-liv.jp/1134446132/
スマホを放置すれば魚が育つというアプリだ。
"スマホを放置している間は集中して作業しましょう"という時間管理アプリである。
これによって日常生活まで犠牲にしてインターネットをする防止になると考えられる。
【だからこうした方がいいんじゃないか?】
しかし先ほどのアプリでは、スマホを中心にインターネットを使う中・高生には有効かもしれないが、ゲーム機でオンラインゲームをする小学生にも有効な依存防止策はないだろうか。
そこで思いつくのがスマートウォッチでの健康管理だ。
【なぜそう考えるのか?】
今では心拍数や睡眠管理もできるスマートウォッチ。
TwitterなどのSNS連動もでき、ゲームアプリをダウンロードしてプレイできるものもある。
現在は簡単なテーブルゲームだが、今後種類は増えるだろう。ポケモンGO専用のスマートウォッチもある。
(https://benroncenter.net/pocket-auto-catch-reviver/)
また子供用のスマートウォッチもあることから、子供でもスマートウォッチを装着する姿を見かける機会も多くなるはずだ。
このスマートウォッチが小学生のゲーム機の代わりとなれば依存症の症状にもなる睡眠不足などを改善できる睡眠管理・心拍管理などの健康管理はもちろん、ゲーム時間やアクセスの管理から、保護者にとってはGPSで位置情報を把握することまでできるだろう。
今後スマートウォッチ用のアプリをさらに充実させて行くことで、ゲーム時間を充実させながら依存症につながる健康管理もできる状態になるのではないだろうか。
20XX年、小学生用のスマートウォッチが普及する
2023年、小学生用のスマートウォッチが普及する
ITの発達によって、身の回りに様々な電子機器が増えている。しかし、これらの電子機器に使われる側になってはいけない。
依存症・中毒にならないよう、しっかりと管理して電子機器をうまく使いこなし、さらなる生活水準の向上を図りたいものだ。